2025年3月25日火曜日

宝珠院 がまがえるの石像

大都会のど真ん中、東京タワーのお向かいは芝の宝珠院で、亀に似たガマガエルの石像に出会った。



地下鉄・赤羽橋駅から地上に出ると、東京タワーが目の前にでっかくそびえたっている。
目指すカエルは、東京タワーの前。
これは探しやすい。
けれど、こんな簡単と思われるケース程探訪に時間がかかったりするのだ。
見ろ、東京タワーに行く道が二手に分かれているではないか。

「赤羽橋」信号を渡り、二股の根本で地図を広げる。
目指すは、『宝珠院』。
東京プリンスホテルの並びだ。

二股の右側の道を選び、さらに増上寺方面へ「赤羽橋」信号を渡る。
あとはまっすぐ100メートル程で、『宝珠院』だ。

大きな公園(多分、芝公園)沿いを100メートル程行くと、池があった。
看板には『弁天池』とあるが、空き地にある大きな水溜りみたいな感じ・・・。
周りが砂利だから、そう思えるのか?

ここが『宝珠院』なんだろうか?

弁天池を通り過ぎると、『宝珠院』と書いた看板が。
振り向くと、鳥居・・・。
何やら電柱を組み合わせたみたい。

社の前には、カバーのかかった自家用車。

う~ん・・・神社というよりも、普通に住宅って感じ。

とにかく、カエルを探そう。

カエルといえば、水。
水と言えば、弁天池か!
弁天池の周囲を捜索だ!!

と、小さな弁天池をぐるっと一周・・・。

ただの石しかありませんよ?
あと、カエルの居そうなトコロって??

「居たよ~」

と、あさっての方向から聞こえてきたのは、旦那様の声。

池から離れた閻魔堂の前に、ガマガエルの石像はおりました。




大きさは、ネコくらいかな。
湯飲みの水を飲むような格好をしています。
右側の口が大きく欠けている、亀に似た感じのなかなかユニークなカエルちゃんでした。




同じ港区内にある「十番稲荷」のカエルちゃんもガマガエルだったなー。
昔、港区あたりはガマガエルがたくさんいたのかもしれませんね。

宝珠院前の「東京タワー下」信号を渡り、坂を上ると、東京タワーの裏手に出ます。

ン十年振りに見る東京タワー。
正面入り口の足元には、南極観測隊の犬の像があります。
南極物語の主人公になった、タロとジロたちです。
その足元をなめつつ、タワーのてっぺんをみる構図はなかなか感動的です。
※東京タワーのイメージキャラクター・ノッポンも衝撃的です。

カエルちゃんを訪ねたついでに、寄ってみてはいかがでしょうか。


住所■東京都港区芝公園4-8-55
交通■大江戸線・赤羽橋駅 赤羽橋口より徒歩5分くらい
訪問日■2006/07/16

※HP「東京ケロリン村」の記事をブログに移動させている為、記事をUPした日付と訪問時がかなり異なります。

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